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カルティエ / Cartier

ブランドカルティエ
英語表記Cartier
対象年齢非公開
ターゲット非公開
フランス
会社リシュモン ジャパン株式会社
スタイルラグジュアリー、エグゼクティブ
公式サイトhttp://www.cartier.jp
Facebook Pagehttp://www.facebook.com/Cartier

Cartier(カルティエ)とは、フランスの高級ジュエリー・ブランド。エドワード7世をして「Jeweller of kings , king of jewellers(王の宝石商、宝石商の王)」と称される名門ブランドである。その歴史は1847年にフランス人宝石細工師のルイ・フランソワ・カルティエ氏が師匠となるアドルフ・ピカール氏よりパリのアトリエを譲り受けたことにより始まる。当初はナポレオン一族を顧客にするぐらいで、際立った特徴はなかったが、孫の代にターニングポイントを迎える。それは「プラチナ」という新しい貴金属を取り入れたことである。ガーランドやアールデコの時代に次々とプラチナを使った名品を生み出し、カルティエのプラチナ細工は宝石史上に歴史を刻んでいく。1923年には代表作「ミステリー・クロック」を発表した。

一方で、悪名高き「ホープダイヤモンド」の売買に関わるなど、商才も逞しい。戦後はカルティエ家から離れ紆余曲折を経て、現在はリシュモン・グループの中核ブランドを担う。そして今も世界の王侯貴族に愛され、ヨーロッパ各国の王室から御用達の栄誉を受けている。日本では、結婚指輪や時計の人気が高い。

カルティエ (Cartier)の沿革・歴史

1847年ルイ=フランソワ・カルティエがパリのモントルグイユ通り29番地の宝石工房を継承
1853年ヌーヴ・デ・プティ・シャン通り5番地にジュエリーブティックを出店
1859年イタリアン大通り9番地に移転。ウジェニー皇后が顧客となる
1899年ラ・ペ通り13番地へ移転
1900年プラチナ使用によるガーランド様式が完成
1902年ロンドンのニュー・バーリントン通り4番地にロンドン支店を開店
1904年英国王エドワード7世、スペイン国王アルフォンソ13世より御用達
ルイ=フランソワ・カルティエが死去
1905年ポルトガル国王カルルシュ1世より御用達
1906年「トノーウォッチ」作製
1907年ロシア皇帝ニコライ2世より御用達
1908年シャム国王ラーマ5世より御用達
1909年ロンドン支店をニュー・ボンド・ストリート175-176番地に移転
ニューヨーク5番街712番地にニューヨーク支店を開店
1921年エドワード8世より御用達
1984年カルティエ現代美術財団設立
1993年コングロマリット「リシュモン・グループ」の傘下に入る
2003年シャンゼリゼ大通り154番地にブティックを開店

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