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30代以上の大人の男が知っておきたい、ハイクラスな人気・定番ローファー&スリッポンブランド

2013年頃からぐいぐいキテいる紐なし靴たち。脚を滑りこませるだけで簡単に履けることから、「slip-on(スリッポン)」なんて呼ばれています。さらに特にモカシンタイプのものを「loafers(ローファー)」と言い、こちらは「怠け者」や「牧場の一角」など語源の由来には諸説あるようです。

スリッポンの歴史は、16世紀に舞踏用に作られたと伝えられています。今日では「オペラパンプス」と称され、いまでこそパンプスは女性のアイテムとのイメージが強いですが、当時は紳士たちが観劇や社交パーティーのための正装として履いていました。一方、ローファーはまったく違った源流を持ちます。時は1926年。ロンドンの名門靴店「ワイルドスミス」は、ジョージ4世のためにカジュアルな室内靴を製作しました。このカントリー調デザインのスリッポン靴は王室に採用され、後に「ワイルドスミス・ローファー」と呼ばれるようになります。

また同じ頃、アメリカで靴作りを学んだノルウェーの靴職人が、北欧の伝統的なモカシンをベースにスリッポン靴を開発します。間もなく、そのノルウェーモカシンタイプのスリッポン靴はヨーロッパやアメリカでも注目され、1930年に米国のレザーファクトリーが「ローファー」という名前で販売します。そして1934年、アメリカの革なめし職人のジョン・R・バス氏がサドルベルト付きのローファー「Weejuns(ウィージャンズ≒ノルウェーの)」を完成させることになるのです。「ウィージャンズ」は1950年代、米国の学生たちがサドルベルト部分に1セント硬貨「ペニー」をはめこみ履いたことから、「ペニーローファー」「コインローファー」と呼ばれるようになりました。

その後、ローファーは進化を続け、セバゴ社が「ビーフロール・ローファー」を、オールデン社が「タッセル・ローファー」を、グッチが「ホースビット・ローファー」を開発し、ほかにも「ヴァンプシューズ」「コブラヴァンプ」「エラスティックシューズ」「ドライビングシューズ」など多様なバリエーションが生み出されました。

TOD'S(トッズ)

ドライビングシューズの代名詞的なイタリアのシューズブランドです。モカシンシューズの底に運転中に滑りづらいゴムを採用したのがポイント。アクセルやブレーキを踏みやすいよう、かかとまでラバーが張り付いている点も特徴となっています。
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SEBAGO(セバゴ)

サドルベルトの横にヒモ状の補強縫製があるモデル「ビーフロール」を開発した由緒あるブランド。一方で、セーリング(ヨット)用シューズのメーカーとしても知られており、現在は世界的なローファー、デッキシューズのブランドとして有名です。
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BROOKS BROTHERS(ブルックスブラザーズ)

アメリカントラッド、アイビーリーグスタイルを体現するファッションブランド「ブルックスブラザーズ」は、1957年以降しばらくの間オールデンに靴の生産を委託していました。そのためか、コインローファーの代表的なブランドの1つとして外せない存在となっています。
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Paraboot(パラブーツ)

フランス生まれのカジュアル志向なレザーシューズブランドとなります。堅牢な設計ながらも、フランスならではのエレガントな佇まいが魅力です。それもそのはず、元々は登山靴や軍靴を作っていたから。2013年にはJリーグ「横浜F・マリノス」とスポンサー契約を結びました。
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a.testoni(ア・テストーニ)

イタリアの名門です。その芸術品のような美しさは、イタリア靴デザインの象徴とも称されています。最高品質のマテリアルを使い、遊び心あふれるデザインが素晴らしい。最近では、どの雑誌でも必ず見かけると言っていいほどの人気ぶりです。
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Zintala(ジンターラ)

イタリアファッションのお手本スタイル「クラシコイタリア」の火付け役ともなったイタリアの高級靴ブランド。天才靴職人のシルヴァノ・ラッタンジ氏によって立ち上げられ、現在は息子が後を継いでいます。セレブ御用達の靴のラグジュアリーブランドです。
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DOUCAL'S(デュカルス)

イタリアの靴のメッカ「マルケ州」にある靴ファクトリーによるオリジナルブランドです。カラフルなスウェードレザーのアイテムラインナップが目を引きます。歴史的にはまだまだ新しいブランドですが、コストパフォーマンスの高さは随一といっていいかもしれません。
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Fobs(フォブス)

日本の靴のプロフェッショナルたちが誇りをかけて立ち上げたカジュアルシューズブランド。ネーミングも「for best shoes」に由来しており、その名に恥じない高いクオリティと優れたデザイン性を兼ね備えています。近年一気にブレイクを果たし、今後注目のブランドと言えるでしょう。
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Castaner(カスタニエール)

スリッポン靴でもう1つ忘れていけないのが、麻製の靴「エスパドリーユ」の系譜です。草履のようにシンプルな作りのため、その歴史は紀元前とも伝えられるほど。なかでもカスタニエールは、エスパドリーユの大定番ブランドとして確固たる地位を確立しています。
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